UTMとは？セキュリティ対策を見直した方がよい3つの理由

御社のセキュリティ対策は何をしていますか？

特に何もしていない
パソコンにセキュリティソフトを入れている
UTMやセキュリティ対策機器を導入している

情報漏えいやアンチウイルス・不正アクセス・ネットバンキングの不正入金など、昨今のネットワークウイルスは日々進化しており日本企業でも大きな損害をもたらし続けています。

そもそも、UTMとは？

「Unified Threat Management」の略で「統合脅威管理」という意味があるネットワークセキュリティ機器のことを指します。アンチウイルス、不正侵入防御、Webコンテンツフィルタリングといった複数のセキュリティ機能を統合的に管理すること、またそれらセキュリティ機能が統合された機器のことです。

簡単に説明をすると「インターネットの入り口に設置するセキュリティ機器」です。インターネットの入り口、つまりモデムやルーターの前にUTM機器を設置して、ウイルスの進入や不正アクセス・のっとりを防ぐことができます。

UTMを分かりやすく説明！パソコンを人間に例えた例をご紹介

たとえば会社のネットワークを人間だとします。風邪やインフルエンザが流行している時に皆さんはどんな対策をしますか？

電車の中でマスクをしたり手洗いうがいを強化すると思います。体を強くする為に葛根湯などの予防薬や漢方を飲む人もいると思います。今回、UTMを説明する為に簡単に下記図の通り割り振りをします。

外部から来たインフルエンザや風邪菌がアンチウイルス。内部を強化･予防する葛根湯がパソコンに入れるセキュリティソフト。そもそも菌の進入を防ぐマスクがUTM。とします。

何も対策をしていない時

インフルエンザが(ウイルス)が流行している時、何も対策をしていないとどうなると思いますか？人間の持っている元々の対抗力でウイルスに感染しない人もいますが体が弱っている時や大事な会議やイベントの前など病気になりやすいことはないですか？パソコンも同じで何もしていない状態でもウイルスに感染しないこともありますが、何もしていないということは対策を怠っているということです。通勤時に満員電車に乗る時や食事の前などウイルスに感染しないようにどのような工夫をしていますか？

薬で予防している時

例えば薬を飲んで予防をおこなったとします。内側からウイルスの進入を防ぎ、万が一ウイルスが入ってきたとしても被害を最小にとどめる働きをします。セキュリティソフトをパソコンにインストールしていると同じ状況になると思っていてください。この状況でもウイルスを防ぐ事はできますが企業のセキュリティ対策では不十分なのです。今や一般家庭でもウイルスソフトをパソコンにインストールしていると思いますがそれはあくまで家庭用の対策です。会社・企業としての対策では完全にウイルスから守っていることにはなりません。

薬とセキュリティソフト、共通の確認事項
予防薬の場合	セキュリティソフトの場合
薬を定期的に飲んでいるか？	セキュリティソフトは最新バージョンになっているか？
対策したい要因を対策できる薬か？	ウイルスに対抗できるセキュリティが搭載しているか？
蔓延しやすい家族全員飲んでいるか？	全てのパソコンにセキュリティソフトが入っているか？

薬を飲んでいるからといって必ず安心というわけではありません。対策が不十分だったり、対策ができる薬ではなかったり、ウイルスが前代未聞の新型の場合もあります。但し、パソコン1つ1つを守っているということで個人のパソコンのウイルス感染を防ぐこともできるのでUTMを導入したとしてもセキュリティソフトはすべてのパソコンにインストールしたほうがより強固に自分を守る事が出来ます。

マスクと薬で予防している時

マスクだけでも充分効果はありますが、薬も飲んでダブルで予防をおすすめしています。マスクをすることによりそもそもウイルスが体内に入ることを防ぐことができます。UTMはインターネットの入り口に設置することによりそもそも進入することを防ぎます。

また万が一自分がウイルスに感染してしまった場合、マスクをしていることによりウイルスを外部に出すことも防ぐことができます。UTMでも会社内で感染したウイルスを外部にもらすことを防ぐことになり、二次感染を防止することができます。外からも中からもウイルスから守ることができるのがUTMなのです。あなたが風邪を引いている時にマスクと風邪薬も飲まずに満員電車で出勤しますか？子供の保育園の送り迎えをしますか？ビジネスマナー・社会人、大人としてのマナーでマスクをして他人に移すことを予防しますよね？ UTMもマスクと同じように社会人・会社の常識としてかならず導入しなければいけない機器なのです。

UTMを販売しているメーカーより特色･特性はありますが、ほとんどのメーカーで共通しているのは外からも中からもウイルス対策をしてくれるということです。UTM1台で様々な脅威から会社・パソコンを守ることができます。

UTMを導入しなければいけない3つの理由

UTMがどういうものなのか理解していただきましたか？インターネットの入り口に設置をしてウイルスの感染や情報漏洩・流出をしないように会社を守ることできる機械です。

うちの会社は小さいからUTMはいらないな
取られても困る情報はないな
セキュリティソフトを入れているし充分だよ

そんなことはありません！

企業の大きさは一切関係ありません。会社である以上顧客や商品がありますよね。社員がいますよね。その情報1つでも漏洩してしまったらどうなるでしょうか？顧客データ流出・社員個人データ流出・商品の詳細やメーカー情報、取引実績の流出･･･。情報漏洩だけでもかなりのリスクがあります。会社は情報を守る義務があり責任もあります。もし対策不十分で情報漏洩してしまった場合、責任を負うことはできるでしょうか？情報漏洩する前に、今すぐ、UTM等のセキュリティ対策を徹底しなければいけません！

①会社規模は関係ない！？中小企業こそUTMを導入しなさい！

情報が狙われているのは大きな企業でしょ？

そんなことはありません！今や一般家庭でもウイルス感染や個人情報の流出が騒がれている時代です。ウイルス被害に会社規模は一切関係ありません。ただただセキュリティ対策をおろそかにしている言い訳にすぎません。

②取られても困る情報なんてないから大丈夫！

従業員の個人データ・マイナンバー
お客様やメーカー等、取引先の情報
会社の売上実績

本当に取られて困る情報はないですか？

また、怖いのは情報漏洩だけではなく、パソコンののっとりや不正送金など実際に会社としてすぐに損害に直結するウイルスもあります。失うのはお金だけではなく会社としての信用や顧客など被害は幅広く、建て直しをおこなうにも壮大な費用と労力がかかることになります。

③セキュリティソフトを入れているから大丈夫！

セキュリティソフトだけでは対策は不十分です！

もちろんセキュリティソフトをパソコンにインストールすることにより、パソコン1つ1つを守ることが出来ます。但しそれは会社のパソコン全てにセキュリティソフトがインストールされていて、常に最新バージョンにアップデートされていることが最低限の条件になります。

会社で使用しているパソコンすべてにセキュリティソフトがインストールされていますか？
すべてのパソコンにインストールしているセキュリティソフトは最新版になっていますか？

1人でも怠っていると社内のネットワークに感染が広がり、セキュリティソフトを入れていても被害にあっているのが現状です。

セキュリティソフトで防ぐことができるウイルスや不正アクセスはごく一部です。セキュリティソフトとUTMでは守備範囲が異なり、セキュリティソフトだけでは防ぎきれません。いまや一般家庭のパソコンにもセキュリティソフトを入れていますよね？その同等ソフトでの対策を企業で行っている場合、対策不十分と言えます。

世界中に蔓延しているウイルスソフトは日々新種のウイルスが開発されています。それを対策する為に常時セキュリティソフトをインストールしているパソコン単位で管理し、常に最新バージョンになるように更新し続けなければいけません。セキュリティソフトを常に最新のバージョンに更新していますか？時間がかかる・パソコンの動作が重たくなる、という理由でついついバージョンアップを先送りしにしてませんか？そのちょっとした油断やめんどくさいという気持ちでウイルス感染のリスクをあげているかもしれません。

なぜUTMを今導入しなければ行けないのか？

会社のインターネットの入り口にUTMを設置することにより、セキュリティソフトだけでは防ぐことができないウイルスなどから企業を守ってくれます。導入するタイミングは今まさにこの記事を呼んでいる今！この時間にもウイルスが社内に進入しているかもしれません。「セキュリティ対策をしなければ･･･」と思ったタイミングで今すぐに導入したほうがいいです。見積依頼や資料請求も無料で行っておりますので是非お問い合わせください。

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新規開業時にはセキュリティ対策を万全にしてスタートできるようにしましょう。