オフィスに欠かせないOA機器、それは電話機です。
携帯電話やスマートフォンが支流になっている昨今ですが【固定番号】の有無は会社の信用問題にも繋がります。

あなたが仕事を依頼する時に会社の番号が固定番号ではなく携帯番号だった場合、問い合わせの電話はかけやすいでしょうか? 銀行やリース会社などで審査を依頼する場合も固定の電話番号がない場合審査に通らない場合もあります。

一般企業であれば必須項目になっている【電話】。
電話機本体の種類は大きく分類をして一般電話機(家庭用電話)・ビジネスフォン(ビジネス用電話機)の2種類に分かれます。今回は違いやメリットデメリットを5つの項目に分けて分かりやすくご紹介します。導入を検討している場合、この記事を読めば失敗なく自分にあった電話機を導入できること間違いありません。

そもそも家庭用電話機とは?ビジネスフォンとは?

家庭用電話機(一般電話機)とは?

家庭用電話機 家庭用電話機

一般電話機と呼ばれ、電話機1台で通話ができる電話機です。

家庭用電話機で電話かFAXを使っている最中は他の電話を受けることができません。個人が持っている携帯電話やスマートフォンと同じように誰かと話している最中は他の電話を出ることができない使用になっています。家庭用電話機の中でも子機タイプやFAXの送受信ができる機能がついてる家庭用電話機の販売もされています。

家庭用電話機

基本は1:1の利用のみとなります。
機械によってはFAX機能が搭載されていたり、離れたところで電話を受けることができる子機が付属している家庭用電話機もあります。

ビジネス用電話機(ビジネスフォン)とは?

ビジネス用電話機

家庭用電話機とは異なり沢山のボタンがついている電話機が特徴です。内線や外線を複数回線を「主装置」と呼ばれる本体に収納し回線などの割り振りをして複数台の電話機を制御することができます。同時に複数の着信をうけることができる為、企業やオフィスで導入されています。機械や設定により100台以上でも設定や収容できる為コールセンターなどでも採用されています。

ビジネス用電話機

環境や使い方に合わせて電話機の台数や種類をカスタマイズすることができます。FAX機又は複合機への接続も設定・配線が必要になります。

違い①:家庭用電話機とビジネスフォンは売っている場所が違う!

家庭用電話機とビジネスフォンでは製造しているメーカーや購入することができる場所が異なります。

家庭用電話機の場合

家庭で使う冷蔵庫やエアコンなどと同じように【家電量販店】で購入することが可能です。中古での販売もありますが一度購入するとなかなか入れ替える必要がなかったり、新品でも1万円以下と低価格で購入することができる為中古での需要は多くはないようです。

小さな子機がついていて離れた場所でも電話に出ることができたり、FAX機能を搭載して家庭でもFAXの送受信ができるタイプも販売されており、現代のニーズに合わせて様々な家庭用電話機の販売がされています。

  • 一般家庭で使用する場合
  • 自宅兼事務所の場合
  • 従業員の人数が少ない場合
  • 電話の使用が少ない場合
  • ビジネスフォン工事までの緊急時用に使用する場合

現在は電話ではなくメールのやり取りのみで仕事をしている企業も多いです。最低限の電話対応ができるのみで良い場合などは起業やビジネスだとしても金額の安い家庭用電話機を設置する場合もあります。家庭で使用するだけではなくオフィスやビジネスの場でも家庭用電話機は数多く導入されています。
※OAランドでは基本的に家庭用電話機のみの販売はしておりません。

ビジネス用電話機の場合

オフィス用品を専門に扱っている【専門の販売店】で購入することが可能です。
中古・新品の市場があり、中古の場合は安く購入することが可能ですが状態が悪かったり、古い機械の場合もあるので注意しましょう。新品の場合は高額になりますが長く使うものですしリースでの導入も可能なので予算や使い方に合わせて検討しましょう。

  • 複数人が同時に電話を使用する場合
  • 複数台電話機を設置したい場合
  • 内線転送・通話を使用したい場合
  • 通話録音などビジネスフォンだけの機能を利用したい場合

電話機の台数もデスクごとに設置することができる為、業務中でもすぐに電話対応をすることができます。電話対応でも企業としての信頼や品質をアピールすることができますので、企業の場合は3コール内に電話を出ることがビジネスマナーとして浸透しています。

違い②:家庭用電話機とビジネス用電話機では設置方法が違う!

一般電話機とビジネスフォン、それぞれ違いは分かった。では自分に合う商品を購入して早速使おう!
・・・実はそれぞれ購入後の設置・設定について大きな違いがあります。

家庭用電話機の場合

基本的に難しい設定は不要で誰でも簡単に使用することが可能です。部屋の壁から出ている線を電話機本体に接続するだけで設置が完了します。難しい設定がない為、購入者が設置設定を行います。取扱説明書を読めば基本的に設置設定でトラブルがおきることはまずないでしょう。

ビジネス用電話機の場合

家庭用電話機と製品も仕様も異なります。電話機を購入したとしても付属した主装置や基盤(ユニット)などが必要になります。回線の種類や数量によって必要になる基盤が異なる為、ビジネスフォン購入時には注意が必要です。

設置に関しても細かな設定を登録する必要がある為、専門知識を持った業者により設置・設定を行う必要があります。ビジネスフォンには便利な機能が多数搭載している為、使用環境や使い方に合わせて設定を組み込むようにして臨機応変にカスタマイズをする必要があり、購入者が自分達で設置設定をすることはできません。

ビジネス用電話機の場合

違い③:家庭用電話機とビジネス用電話機は機能・使い方が違う!

家庭用電話機の場合

基本的にかかってきた電話を1本(1チャンネル分)しか通話を受けることができません。機能も機種によって異なりますが最低限の機能のみしか搭載されていません。自宅で使用する分にはまったく問題ありませんが、複数人の従業員がいるオフィスや事務所では電話機1台だけではとても不便ですよね。

ビジネス用電話機の場合

ビジネスフォンは複数の内線・外線通話を共有することができます。

  • 内線通話することができる
  • 保留・転送することができる
  • 複数回線(チャンネル)の接続ができる

上記3点が家庭用電話機との大きな違いになります。

中古ビジネスフォンのメリット・デメリット

OAランドではビジネス用電話機の販売から設置設定工事までご案内することが可能です。

ビジネスフォンは中古・新品どちらも取り扱いがございますのでお客様の要望や予算にあわせてご提案をさせていただいております。中古・新品、それぞれにメリット・デメリットがある為、使用方法・環境にあったものでご検討をお願い致します。御見積書のご案内は無料で行っておりますので是非お気軽にお問い合わせくださいませ!

◆メリット
  • 中古の為、安く導入することができる
  • 故障時にも機器代が安い為、修理ではなく交換して対応することができる
◇デメリット
  • 日焼けや傷がある場合がある
  • 年式が古い場合、増設や設定変更時に必要な基盤(ユニット)が手に入らない場合がある

新品ビジネスフォンのメリット・デメリット

◆メリット
  • 性能や新しい機能が搭載された最新機種を導入することができる
  • リース契約で初期コスト0円で導入できる
◇デメリット
  • 金額が高い
  • リースの場合リース満了時に入替・再リースする必要がある

家庭用電話機とビジネスフォンの違いまとめ

  ビジネス用電話機(ビジネスフォン) 家庭用電話機(一般電話機)
電話機の台数 何台でも設置可能 基本1台のみ(※機種による)
内線機能 ×
複数通話 ○(複数台で1回線を共有できる) ×(1台につき1回線のみ)
保留転送 ×
主装置 ×
設置工事 ○(専門業者に依頼が必要) ×(自分で設置可能)
FAX機能 ×(別途FAX機又は複合機設定必要) ○(商品による)

家庭用とビジネス用の電話機の違いは理解いただけましたでしょうか?
OAランドでは無料でご相談・御見積書のご案内をさせていただいております。

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