コピー機購入前に必ず知っておきたい複合機の【スポット保守契約・保守なし】とは？

複合機やコピー機を購入する際にカウンター保守契約やキットトナー保守契約という契約方法があることはご存知でしょうか？

複合機は精密機械です。専門知識・資格を持っているメンテナンスマンではないと故障時の修理ができません。

修理の際には高額なパーツや部品もあるため、故障や不具合の際に月額や先払いで費用を払い無償で修理サービスを受けることができる保守を契約することは必須とされています。しかし、使用枚数が少ないお客様や保守料金のコストが気になるお客様の中には保守契約を結ばずに購入する方もいらっしゃいます。その保守契約を結ばないことを【スポット保守契約】といいます。

そもそも【スポット保守契約とは？】

複合機の不具合が発生する都度、有償で修理を依頼する保守方法です。
決まった保守料金や契約は発生せず、トナー等の消耗品も各自手配する必要が有ります。

トナー	都度有料
修理費	都度有料(出張作業費･部品･ﾒﾝﾃﾅﾝｽ代も発生)
カウンター料金	不要
支払い	必要に応じて都度発生
更新	不要

スポット保守契約について、良くある質問集

実際にお客様からご質問をいただく内容を分かりやすくQ&A方式でご紹介致します。
下記にないご質問がございましたら、お気軽にお電話やメールでお問い合わせくださいませ！

Q.いつスポット保守契約を結ぶことになるのですか？

A.中古複合機の場合は機器購入時にご選択いただきます。又は、加入していた保守契約を解約すると自動的にスポット保守契約に切り替わります。

新品複合機は基本的に保守契約を結ぶことが必須とされている為、新品複合機はスポット契約をすることができません。「スポット保守契約＝保証・保守がない」と考えると良いかもしれません。スポット保守契約は契約書の取り交わしはない為「保守をつけずに機器のみを購入すること＝スポット保守契約」になると考えてもよいです。

また中古複合機でもメーカーや機種によっては最初から保守契約に加入することができない機器もあります。理由としてはメーカーとして中古販売時の保守契約を認めていない・地域的にできない・部品供給が終了している古い機種などが当てはまります。保守契約を結ぶことできない機械を購入する際にはすべてスポット保守になるということを覚えておきますよう。

Q.スポット保守契約のメリットは？

A.継続的な支払いがないことです。カウンター保守契約のように毎月の支払いをする必要がない為、お客様によっては経費削減となります。

契約などがない為、機械を自由に使うことも可能です。例えば安価なリサイクルトナーを利用したり、知人に譲渡することも自由です。また機械が故障したらそのタイミングで解約などの手続きをせずに次の新しい機械と買い換えることもできるので、短期間やお試しで使うにも最適です。

Q.スポット保守契約のデメリットは？

A.修理のコストが大きいことが最大のデメリットです。
機械に不具合が発生した場合、修理訪問費やパーツ部材費など都度有償費用を支払う必要がある為、都度費用が発生します。

複合機のパーツの中には高額な部品もある為、修理対応をするだけで10万以上の費用が発生する場合もございます。故障や修理費のリスクを考えてスポット保守にするか別途保守契約を結ぶかご検討くださいませ。

注意するポイントとして、メーカーや地域・時期にもよりますがスポットで修理依頼をする場合は保守契約加入ユーザーの対応を優先しています。スポットのため、対応が遅かったり連絡が取りにくい場合があります。メーカーや機種にもよりますが、部品がない際は修理自体を断られるケースもあるようです。機械の責任を自分で取らなければいけない為、複合機の故障の際には臨機応変に対応できるようにならなければいけません。