目次
1.NASってなんですか?
2.サーバーってなんですか?
3.NASとサーバーの違いは?
4.NASやサーバーを利用して、業務を効率化してみませんか?
1.NASってなんですか?
NAS、ナス、なす…食べるやつじゃないです。
NAS=Network Attached Storage=ネットワーク接続ストレージ
簡単にいうと、LANケーブルで繋いだデータ保存場所って意味ですね。
ああ、そう言われてみればうちの会社にもそんな場所あったけ、
とイメージの湧く方は既に便利さを知っていると思います。
NASの接続イメージはこんな感じです。
何が便利かといえば、みんなでファイル共有が簡単になります。
NASはまぁ高機能なお高い製品じゃない限りは、そんなもんです。
設定については、やる気とググる勇気があれば、自分で買ってきて設定も出来るでしょう。
※設定も依頼した方が楽で無難です。
よく比較に出されるのが、USB接続するタイプの外付けハードディスクです。
以下の構成で使っていらっしゃる方も多いのでは?
外付けディスク「1対1」
NAS「1対たくさん」
ってところですね。
外付けHDDの場合は、
PC1台に対して外付けディスクだけしか使えませんが、NASの場合はLANでつながっているので、他のPCからも保存やファイル使用が出来ます。
例えば不動産業の方の場合は、物件写真や物件データをフォルダごとに保存しておいて、ユーザーに紹介する時に、検索しながらデータを効率よく出していけます。
また、塾や保育園など個人的な連絡事項などが多いみなさんは、
生徒ごとにフォルダを作成しておいて、模試の成績や連絡帳などのデータを共有し、
仮に講師や担任が変わったりしても、どんな生徒なのかが引き継ぎし易い環境が出来ます。
簡単にはこんな機能があるのがNASです。
事務所にPCしか無い方は、非常に便利に使用出来るんじゃないかなと思います。
2.サーバーってなんですか?
Server、サーバー、さーばー、お魚じゃないですね。(鯖)
ここでは特にWindowsServerの事をサーバーということにします。
他にも種類はあるのですが、少数派なので省いてしまいます。
サーバーの接続のやり方もNASと同じようなイメージです。
LANケーブルで同じネットワーク内に繋いで使います。
サーバーの特徴は以下の2個です。
・複数人での同時アクセスに強い(速い)
・アクセスする人の管理を明確に出来る
これが出来るのがサーバーで、出来ないのがNASだと思っていてもOKです。
NASでもアクセス管理は出来ますが、細かく設定をしたり一元管理したりが苦手です。
またサーバー内はWindowsServer2012などのOSが入れてあるので、管理者はサーバーに直接キーボードやモニタを繋いで設定をしたり、又は他のPCからリモート接続で管理をしたりと、Windowsに慣れ親しんだ我々世代は使いやすいです。
最近オススメのファイルサーバーは、Windows Storage Serverを搭載した機種です。
サクサのSB2000のスタンダード版はこれが入っています。
CALというサーバー利用のライセンスを購入する必要がなく、
サーバーを利用できるのに、50人以下の使用だったらコスト的にもかなり安く使えます。
※ファイルサーバー用途の場合ですが…
他のサーバー用途は色々とありますね。
よくある利用方法は以下の3つです。
・自社運用のホームページ用に使う
・拠点の多い会社で全員で同じ会計ソフトを利用して管理したい
・電話の通話を録音して、もしもの時に備えておきたい
そんな事が実現出来るのがサーバーです。
また、NASで出来ることは大概サーバーでも出来ますので、
NASの上位版がサーバーと言っても分かりやすいかもしれませんね。
3.NASとサーバーの違いは?
では最後にまとめておきましょう。
NASとサーバーの違いは?
・同時アクセスへの耐性が違います。
NAS:同時アクセスは苦手な傾向
サーバー:同時アクセスは得意分野
・アクセス管理の明確さが違います
NAS:曖昧ですが一応出来るレベル
サーバー:フォルダやユーザー毎に明確に管理可能
・導入コスト
NAS:設定を除けばポチって購入可能
サーバー:打ち合わせ必須、最近価格下落傾向アリ
4.NASやサーバーを利用して、業務を効率化してみませんか?
仙台店スタッフは豊富な実績導入がありますので、
「ざっくり話を聞いてみたいんだよね」などございましたら、
どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。
仙台エリアで最近人気なのは、士業の方は電話の通話録音、
SOHO系事業者の方は、外出先からのサーバー内へのアクセスです。
どちらも便利に、効率よくお仕事をできていますので、
導入後のお声なども含めて、お話出来ますので、ぜひ!
これまでの記事は以下にまとめてあります。