OAランド博多店の有馬です。
今回は受信したFAXを外出先でも見る方法をご案内します。
やり方は主に3パターンがあります。
種類 | メリット | デメリット |
①FAXをメールで転送 | 基本的に複合機だけで利用できる | メールサーバーが落ちると使えない |
②FAXをサーバーに転送 | 汎用性が高く、例えばスキャンデータなどサーバーに入っているファイルも閲覧可能 | サーバーを別途購入する必要がある |
③外部サービスを利用 | 複合機や電話回線がなくても使える | 毎月ランニングコストがかかる |
もう少し詳しくご説明します。
①FAXをメールで転送
①は複合機が受信したFAXをお使いのメールに転送する、複合機の機能です。
曜日・時間によって転送の有無を選ぶことが出来ます。
そのため、例えば土日のみ転送、事務の人が帰ってから定時まで転送等、細かな設定が可能です。
お使いのメールアドレスのメールサーバーに転送するため、
ログインIDやパスワード、サーバー情報等が必要です。
②FAXをサーバーに転送
②は複合機が受信したFAXをサーバー等に転送し、その転送先のサーバーにアクセスする形になります。
受信データの転送先はサーバーのみならず、NASやパソコンでも可能です。
(NASとサーバーの違いはこちら)
また、FAXだけではなくサーバーに入っている書類やスキャンしたファイルにアクセスすることも出来るため、
外出先で急に書類が必要になった際にもご安心です。
③外部サービスを利用する
例えばインターネットFAXというものがあります。
通常、FAXは電話回線を通して送受信を行いますが、インターネットFAXではその名の通りインターネット回線を使います。
パソコンから送信し、パソコンで受信するため、複合機や電話回線は必要ありません。
受信したFAXはメールで送られてくるため、外出先でもアクセスすることが出来るのです。