知って損なし!
Humanscale社のフリーダムチェアの魅力のおさらい
前回のブログではこんな内容でお届けしました。
- Humanscale(ヒューマンスケール)とは
- Humanscale社デザイナー ニール・ディフリエント氏とは
- Humanscale社の代表作 Freedom フリーダムチェア
- フリーダムチェアは調整幅がとっても広い!
- フリーダムチェアにオールメッシュモデルがない理由
- フリーダムチェアには、同じ姿勢を避けるためにリクライニングロック機能がない
- オススメはヘッドレスト付!フリーダムチェアのヘッドレストは目線が動かない
ヒューマンスケール社とはどんな会社か、デザイナーはどんな人か、これからご紹介するものを含めヒューマンスケール社が生み出す製品への理解がより深まるようブランド紹介からスタートしました。
フリーダムチェアの機能やデザイン美に焦点をあてましたが、アーロンチェアのお話もチラッと出てきたり。アーロンチェアやエルゴヒューマンよりもまだ展示しているお店が少ないので、特徴がわかるように熱くまとめてみました。
>>>後編を読む前におさらい!「知って損なし!Humanscale社のフリーダムチェアの魅力」<<<
さて、前置きが長くなりました。ブログ担当が展示会で見聞きしてきたヒューマンスケール社製品の魅力・後編いってみましょう!
■メッシュに挑戦! Liberty リバティチェア
フリーダムチェアにはないメッシュの魅力を引き出したリバティチェア
リバティチェアはフリーダムチェア発表の約5年後である2004年に発表されました。
フリーダムチェアでは一切作らなかったメッシュモデル。リバティチェアはメッシュのみで身体を維持するチェアは作ることができるか?という観点で制作されたそうです。
リバティチェアの秘密は独自開発のメッシュと立体縫製にあった
余計なサポートを付けずに、どうやってメッシュで身体を支えるか。その答えは「立体縫製」にありました。
スーツなどでみられる「立体縫製」を取り入れることで、背もたれ下の腰のあたりの張りが強くなっています。人間の身体のフォルムに合うように3面でメッシュが張られているわけです。座ると背中を無理なく支えてくれるような自然な一体感を感じることができました。
さらにはこのメッシュ素材自体にもこだわりが。
フリーダムチェアをご紹介したときにも少し触れましたが、デザイナーであるディフリエント氏はメッシュだけでは身体を支えるには強度が足りないと考えていました。そこで、メッシュ素材も独自で開発したというこだわりぶり!ノンストレッチのメッシュは低摩耗でもあり、座る人間の服も摩耗から守ってくれるのだそうです。
ちなみに、リバティチェアにはヘッドレストが付いたモデルはありません。フリーダムチェアとは一転、ワークチェアにはヘッドレストはなくても良いだろうという考えからヘッドレストなしのみの展開となりました。
■高機能チェア重量問題を解決! World ワールドチェア
製品重量12.4kg!重さ軽減されたワールドチェア
一見、「リバティチェアと何が違うの?」と言いたくなるワールドチェア。「ちょっとフレームが違うだけなんじゃ・・・」と思いがちですが、ワールドチェアの真骨頂は座面裏にあるのです。
正確には、「座面裏にはない」が正しいのかもしれません(・ω・)
ワールドチェアには通常は座面裏についているチェアの基盤がありません。高機能チェアはもちろん、オフィスチェアにはデフォルトと言っても過言ではない程の座面裏の基盤。もちろんデザイン上うまく隠されているものも多いのですが、この基盤そのものがチェアの重さの要因でもあります。
ワールドチェアはとにかく軽量化を図ったチェア。本来ならば座面裏に基盤を作るところ、ワールドチェアは余計な部品は排除し、フレーム部分にその機能を持たせました。さらに、ワールドチェアはヒューマンスケール社初のオールメッシュ仕様のチェアでもあります。座面がウレタンではない分、軽さにさらに拍車がかかりました。(写真はクッションタイプのものです。)
普通とは異なる部分に機能を持たせたからといって、機能が損なわれているわけではありません。きちんとシンクロリクライニング等の機能もついています◎
ワールドチェアはフレームレス!?痛くなるならフレームをなくせばいい
ワールドチェアは座面前がフレームレスとなっています。
リバティチェア同様、立体縫製を用いて設計されたメッシュの背もたれやオートリクライニングの機能を発揮させるためには、座面に深く腰掛けることが大切です。
しかしながら、深く座ると太ももや膝裏が座面フレームに当たってしまう経験をしたことはありませんか?地味に痛いですし、長時間圧迫し続けると足のむくみや冷えの原因にもなります。
フレームレスならばそんな圧迫の心配もありません◎
ワールドチェアは映画でも使われるオシャレなデザイン!
ハリウッド映画「マイインターン」のオフィスシーンに注目
ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイが共演した映画「マイインターン」。ハートフルなストーリーやファッションサイトを運営する会社が舞台ということでファッションにも注目が高まったハリウッド映画ですが、アン・ハサウェイ演じるジュールズが自転車で走り回るオシャレなオフィスも気になりましたね。
(映画やドラマで使われる家具が気になるのは、ブログ担当の職業病ではないと信じてます・・・笑)
この映画にはヒューマンスケール社の製品が多く使われているのですが、今回紹介したワールドチェアもそのひとつ。ジュールズのオフィスで、社員の皆さんがワールドチェアに座っています。映画を観返すときは、ぜひオフィス家具にも注目です◎
映画出演以外にも、2010年にはドイツで世界的権威のあるデザイン賞「レッド・ドット ベスト・オブ・ベスト(レッド・ドットという賞のなかの最高賞)」も受賞しています。
デザイン面でも優れた評価を得ているワールドチェア。リバティチェアよりもカラーも多いのも嬉しいポイントです。
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フリーダムチェアの記事に引き続き、いかがでしたか?
リバティチェア・ワールドチェアからは、フリーダムチェアとは一味違う魅力を感じて頂けたのではないでしょうか。ちなみに、展示会で色々と試させてもらったブログ担当ですが、個人的にはヘッドレスト付のフリーダムチェアとワールドチェアが気に入りました。
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