OAランド博多ショールームの有馬です。
本日は今の季節にぴったり!空気清浄機のご案内ですが、その前に。
空気清浄機って何を選んだら良いのかわかりにくいと思いませんか?
どの空気清浄機も「こんなに素晴らしいんですよ!」と高性能を謳っているわけですが、
空気が本当にきれいになっているのかどうかは、使ってみなければわかりません。
それっぽいことが並べられているが本当にそのメカニズムは正しいのか?
その実験から得られたデータに信憑性はあるのか?
消費者を煙に巻いて騙そうとしていないか? と思ってしまいます。
安かろう悪かろうではありませんが、
「知っているメーカーだから」「安いから」だけで買うのはもったいありません。
直接、身体に関わることですから、せっかくであれば良いものを買いたいですよね…!
というわけで今回は某大学の化学バイオコースを卒業した有馬が
自分が空気清浄機を買うならこれを買う!と選定したものをご紹介します。
ターンド・ケイ KL-W01
珍しい壁掛けタイプの空気清浄機(正確には、光触媒 除菌・脱臭機)です。
空気清浄機の仕組みや方式も交えながら、この商品のご案内を致します。
壁掛けタイプのここが良い!
壁掛けタイプは通常の空気清浄機より場所を取らない……というのもそうなのですが、
場所という点で、壁掛けタイプならではのメリットがあります。
そもそも空気清浄機は汚れた空気を吸気口から吸い込み、内部のフィルターで汚れを濾過し、きれいな空気を排気口から吐き出す、という仕組みです。そうすることで空気の流れが生まれるため、効率良く空気をきれいに出来ます。
しかし、目の前に何かが置かれていたら、汚れた空気を吸い込みにくく空気がうまく循環出来ません。
空気清浄機というものは場所を取るだけではなく、
最大限効力を発揮するためには置く場所が限定されるものなのです。
壁掛けタイプはある程度高さがあるため、吸気口や排気口を塞ぎにくいというのもメリットといえます。
また設置する場所はエアコンや窓など、空気の流れがある場所と反対側に設置するのがベストです。
光触媒技術を採用!
光触媒と聞いて、大多数の方は何のことかわからないと思いますし、
もしかしたら胡散臭く思われる方もいるかもしれません。
しかし、光触媒はめちゃくちゃすごい技術なのです。
というのも私の卒業論文のテーマが光触媒でした。
色々なやり方で光触媒(酸化チタン)を作り、その特性を評価するというものだったのですが、
真っ青な液体に光を当て続けると数時間で透明になったため、感動した記憶が今でも残っています。
話はそれましたが、光触媒とは光を当てることで化学反応を促進する物質のことです。
一番わかりやすい例は光合成で、植物は光が当たらない時は光合成を行いませんが、
日中、つまり光が当てられると光合成を行い、酸素を放出するのです。
光はクリーンエネルギーの筆頭であり、今も数多くの研究が成されています。
ターンド・ケイは光触媒を用いて空気をきれいにするわけですが、
光触媒が使われているから何が良いのかお伝えする前に、
従来の空気清浄機がどういう仕組みで空気をきれいにするのかご説明します。
空気清浄機の仕組み
普通の空気清浄機は大きく分けて3種類の方式があり、これが1つまたは複数が組み合わさっています。
1つは細かいフィルターを使って物理的に濾過をするというものです。
料理に使う「茶こし」を想像してもらえたらわかりやすいかと思います。この方式は安価でコンパクトで、他の方式と組み合わせて使われることも多いです。欠点としては、フィルターが目詰まりしやすく、汚れを留めているだけで汚れ自体はなくなっていません。フィルターが汚れていたまま使うと逆効果ですので、定期的なメンテナンスが重要になります。
2つ目は汚れを帯電させフィルターに吸着させるというものです。
下敷きを髪の毛に素早く擦り付け髪の毛を立たせる、なんてことを誰もが一度は経験あるのではないでしょうか。原理としては同じで「汚れ」と「フィルター」がそれぞれプラスとマイナスに帯電させることで、効率良く汚れを吸着します。一方、空気清浄機自体が大型になりがちという欠点もあります。
3つ目はイオンを発生させるというものです。
この方式はイオン(≒ヒドロキシルラジカル)を発生させ、空気中の汚れと反応することで、不活性にする。ただ、これに関してはいわゆるイオンの作用ではなく、微量に発生するオゾンだと言われています。もちろん空気清浄機としての機能は備えているので、効果はあるのでしょうが、反応性の高いラジカルがピンポイントに汚れだけと反応するのか?と思ってしまいます(反応性が高いということは、不安定で、他の物質とすぐに反応してしまうということです)。
ちなみにこの方式に限らず、空気清浄機によってはオゾンが発生します。オゾンは酸化力が高いため、殺菌・消毒に使われることが多いですが、高濃度では有毒です。「空気清浄機から発生するオゾンは人体に有害ではないのか」と考えられる方もいるかと思いますが、オゾンは空気中で酸素になること、そもそもの量が少ないから大丈夫と言われています。ただ、個人的な意見ですが、赤ちゃん・小さなお子さんがいる家庭は避けた方が良いとは思っています。
では光触媒の何が良いのか
それは光エネルギーというクリーンなエネルギーを使っていることと
汚れを酸化分解しているため、汚れ自体を無くしていることです。
汚れはともかく、菌やウイルスをフィルターで取り除いたところで、なくなったわけではありません。
空気中にはなくなっても、フィルターの中で生きていれば接触する機会があるかもしれません。
だったら最初から汚れや菌を分解してしまう方が安全と言えますよね。
スタイリッシュで、高性能で、お手軽なターンド・ケイをお求めの方は、
OAランド博多ショールームの有馬までご連絡くださいませ。