いつもお世話になっております。
  OAランド博多店の有馬です。
「ネットが急に繋がらなくなった」
 「ネットが遅くなったけど、どこに問い合わせたらいいかわからない」
 「問い合わせたけど、たらい回しにされた」
こういった経験はありませんか?
 私たちが当たり前のように使っているインターネットですが、
  インターネットのトラブルは原因があちこちに存在しうるため、
  多少なりとも知識がないと、スムーズに解決することは難しく、
  電話一本で解決できることは稀です。
 
  その手助けが出来るよう、この記事では下記の内容を記載しております。
 ◎スムーズに問い合わせする方法と周辺知識の案内
  ◎トラブル別のよくある原因と対処法
  ◎ある程度知識のある方は、原因の切り分けまで
①原因調査の前に……インターネットの仕組みと必要書類
 通常、インターネットに接続するには、
  インターネット回線を提供する回線提供者と
  インターネットサービスを提供する回線事業者が必要になります。
   ※回線提供者はNTTであるケースがほとんどのため、以下NTTでご説明します。
   ※回線事業者はプロバイダやISPとも言います。以下プロバイダでご説明します。
 あまり聞き覚えがないかもしれませんが、ネットに繋がっていればどこかしらと契約しています。
  イメージとしてはNTTが開墾して道を作り、プロバイダが舗装して車が通れるようにする感じです。
  
  NTTに問い合わせする時はNTTの、プロバイダに問い合わせする時はプロバイダの、
  書類に記載されているお客様IDが必要になります。
  お手元にない方はこれを探すのが最優先の作業となります。
  (光コラボも同様です)
②原因調査の前に……機械について
 NTTやプロバイダに問い合わせをすると、機械について聞かれることがあります。
 お客様の環境によって機器は変わることがありますが、
  NTTの機械であれば、「GE-ONU」+「OG○○○○」の2つか、
  「PR-○○○」や「RX-○○○」があるかと思います。
 これがルーターやゲートウェイと言われるものです。
  この中にインターネットに接続するための情報が入っていることが多いため、
  場合によってはプロバイダのコールセンターに案内していただきながら、
  設定を変更することもあります。 
 ちなみにNTT側に原因がある場合、この機械を交換すると直ることがありますが、
  経験上、NTT側に問題があるケースはほとんどありません。
③原因調査……インターネットが遅い時
 インターネットが遅い時、またはインターネット接続がたまに切れてしまう時、
  原因は大きく、「お客様側」と「事業者側(NTTやプロバイダ)」に分けられます。
  
  事業者のコールセンターは中々繋がらないですし、
  繋がっても同じようなことを聞かれる可能性もあるので、
  出来ることは先に確認してしまいましょう。
  ◎お客様側
  まず、Wi-Fiをお使いの方は直接LANケーブルを繋いで様子を見てください。
  基本的に無線(Wi-Fi)より有線接続の方が速いのですが、
  極端に速度が変わる、あるいは接続が切れなくなった場合、
  何らかがWi-Fiの電波に干渉していた、
  または、無線ルーターの接続台数オーバーが考えられます。
  前者は他の無線機器や電波を発信する機器、
  具体的にはコードレス電話の発信機や電子レンジが干渉することがあります。
  周波数が違っていても、近くにある場合は注意が必要です。
  
  後者は、無線ルーターには接続台数が決まっています。
  その台数以上は接続が出来ず、台数以内でも接続する台数が増えると重くなります。
  有線接続している方も、LANケーブルが古くないか、
  きちんと接続されているかどうかは確認しておいてください。
  LANケーブルの接触が悪いこともあります。
 また、ルーターの再起動で直ることもあります。
  困ったら再起動しても大丈夫です。
 これでも改善しない場合、原因は業者側にある可能性が高いといえます。
 (可能性としては、プロバイダ>NTTなので、プロバイダに連絡をしてみるとします)
④業者への連絡とプランについて
 速度を改善するには、プロバイダやプランを変えるのが一番手っ取り早いです。
 ただ、いくつか注意点があります。
まず、大前提として、100%改善する、と言える方法は存在しません。
 例えば、同じプロバイダの同じプランでも、地域差は出ますし、
 接続端末数やご利用環境によっても結果は変わります。
 ですので、あくまでご案内出来るのは、改善する可能性が高い方法、です。
 
 詳細までご説明するとかなり長くなってしまうため、
 語弊を承知で、かなりざっくり説明します。
| IPアドレス | 接続方式 | 速度 | |
| 従来の仕組み | IPv4 | PPPoE | 遅い | 
| 最近の仕組み | IPv6 | IPoE | 速い | 
 いわゆる”ネットが遅い”環境はIPv4アドレスでPPPoE接続をしている可能性が高いです。
 IPv6のプランはIPv4よりも高いため、ネット契約時にIPv4にした方も多いのではないでしょうか。
 お使いのプロバイダにv6のプランがあればプラン変更、
 なければプロバイダ変更が良いかと個人的には思います。
 プロバイダには最低利用期間を設けているところがあるので、
 違約金には注意してください。
 ご不明点がございましたら、いつでもお申しつけくださいませ。  
  
 
		 
     
  









 




