いま注目が高まっているHumanscale(ヒューマンスケール)社の商品をご存知ですか?
今回は、ブログ担当が博多ショールームを飛び出して(!)展示会で見聞きしてきたヒューマンスケール社そしてヒューマンスケール社の製品の魅力について熱く語ります。
もちろんOAランド博多ショールームでの取り扱いも可能ですので、実際にご購入頂くことも可能です◎
今回話題にしたフリーダムチェア。
実は博多ショールームでも販売実績があります\(^o^)/
残念ながらまだ展示はしていないのですが、それほどまでに注目度の高いチェアということです!!
それでは、ヒューマンスケール社と代表作・フリーダムチェアブログのはじまりです!
■Humanscale(ヒューマンスケール)とは
ヒューマンスケール社はオフィス家具の米国5大ブランドのひとつであり、1999年発売のフリーダムチェアをはじめとした人間工学・エルゴノミクスに特化した製品を展開しています。
ヒューマンスケールの製品を見ていてまず思うこと、それは「シンプル」であるということ。
ずばり、それはヒューマンスケールの設計理念が反映された結果でした。
機能的な課題をシンプルに解決するため、資源の商品を最小限に抑えるため、3つの理念に基づき製品設計に取り組んでいます。
Performance(性能)・Simplicity(シンプルさ)・Beauty(美学)
(輸入販売元 ㈱関家具HPより引用)
妥協せずにつきつめた性能を最大限に活かせるシンプルなデザインは、流行に左右されずに、永く愛される製品になる。
デザイナーの心意気を感じますね。
■Humanscale社デザイナー ニール・ディフリエント氏とは
(輸入販売元 ㈱関家具HPより引用)
2013年に85歳で亡くなられたニール・ディフリエント氏。元々は電話機や航空機のコックピット、軍服などのデザインを手がけていたディフリエント氏は、なんと70歳のときにはじめてオフィスチェアのデザインをしたというから驚きです!!
さらには、そこから4、5年のスパンで新作のチェアを発表していきました。
新作のデザインは前作のチェアで気になった部分もしっかり改良しているというのですからすごいですよね。
博多店スタッフはまだ(一応)全員が20代。
ディフリエント氏の経歴を見るだけで、なんだか色々な可能性を感じずにはいられません(・ω・)。。
■Humanscale社の代表作 freedom フリーダムチェア
ヒューマンスケール社の代表作ともいえるフリーダムチェア。
デザイナーのディフリエント氏が初めてデザインしたチェアでもあるフリーダムチェアを、4つのポイントに絞ってじっくりとご紹介します。
フリーダムチェアは調整幅がとっても広い!
高機能チェアというと、すごく大きくてメカニックな印象がありますね。
実際それが嬉しいこともあるのですが、身長が低い・小柄な方はチェアに自分のサイズが合わない・・・なんてことが起こります。
ヒューマンスケール社のフリーダムチェアなら、そんな心配はいりません。
▼まずは2枚の写真をご覧ください。
※色が違うのはご愛嬌です・・・ごめんなさい!
左写真はチェア全体をキュッとコンパクト化したときのもの。
右写真はチェア全体を大きく伸ばした状態です。
色も撮影角度も異なるので少々比べにくいかもしれませんが・・・ここまで調整幅が広いチェアはそうありません。
座面に深く座って、身体にしっかりとフィットするくぼみやウレタンの密度を確かめながら、背もたれやアーム、座奥を調整して自分のベストポジションを見つけてください。
フリーダムチェアにオールメッシュモデルがない理由
フリーダムチェアには、バイソンレザーとファブリックの2種類の張地が存在します。
高機能チェアというと、背もたれ・座面すべてがメッシュでできたオールメッシュモデルも多いですよね。
フリーダムチェアが発売された時期は、世間ではオールメッシュチェアが流行っていました。
それなのになぜ、フリーダムチェアにはオールメッシュは存在しないのでしょうか?
理由は、「ランバーサポートをつけないため」。
これはデザイナーであるディフリエント氏のこだわりでもありました。
フリーダムチェアは革または布とウレタンで身体を支えるように作られています。
メッシュだとサポート力をあげるためにランバーサポートを付けなくてはならないのですが、取ってつけたようなランバーサポートに違和感を感じていたために、フリーダムチェアにはメッシュモデルが生まれなかったのです。
オフィスチェアの王様・アーロンチェアのハーマンミラー社からもお声がかかっていた!
高機能チェアの第一線をいまだリードし続けるアーロンチェアを販売しているハーマンミラー社から、フリーダムチェアを売らないかというオファーがきたこともあるのです。
それほどフリーダムチェアが素晴らしいチェアであるということですね。
しかしながら、ハーマンミラー社がオールメッシュモデルを作ろうとしていたため、この話はなくなったそうです。
▲こちらはOAランド博多ショールームに展示中の二種類のアーロンチェア。やはり人気があります。
>>>アーロンチェアが気になる方はこちらもご一読ください<<<
・【写真付】アーロンチェアとエルゴヒューマンの違いがわかるブログ
フリーダムチェアには、同じ姿勢を避けるためにリクライニングのロック機能がない
背もたれを倒した位置でカチッと止まるロック機能。
フリーダムチェアにはリクライニングのロック機能がありません。
これは「ロック=同じ姿勢」になってしまうから。
同じ姿勢で長時間過ごすのは身体によくないことから、チェア自体にそうなる機能が備わっていないのです。
さらに、「インテリジェントメカニズム」が導入されており、リクライニングのテンション(張力)を座る人に合わせて自動調整し、好みの位置にキープできる機能があります。レバー操作なしで可能であるため、ナチュラルに背もたれが止まるこの仕組みは作業効率や快適性もアップすることを期待できます。
オススメはヘッドレスト付!フリーダムチェアのヘッドレストは目線が動かない
フリーダムチェアはずばり後継姿勢向けのチェアです。
そのため、購入検討時はぜひヘッドレストがあるモデルをお考えください!
このヘッドレストが優れものなのです。
リクライニング同様、ナチュラルな動きで可動する仕組みになっています。
リクライニングに合わせてスライドするので、目線がブレずにチェアに頭と身体を預けることができます。
▲博多ショールーム店長も試してみました。
スマホやタブレットなどをいじるときもリクライニングをすればヘッドレストも動きます。
ブログ担当も試してみましたが、無理に力を加えずともヘッドレストが動いてくれるので、自分で都度角度調整をしなければならないチェアよりも格段に心地よいと感じました。
フリーダムチェアを購入するならば、ブログ担当はきっとヘッドレストありのモデルを購入します。それほど良かった・・・(・ω・)!
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フリーダムチェアについて、色々と熱くなりすぎて構想よりもだいぶ長いブログになってしまいました。。
ブログ担当もたくさんの高機能チェアを見て・座って・お伝えしてきましたが、「人間」のためと想って作られたチェアはやはり随所に工夫があって面白いです。
人間の身体も一人ひとり違うもの。どのチェアが合うかはアナタ次第!!
というわけで、ヒューマンスケール社の記事は続編を作ります!本記事と合わせて読んで、フリーダムチェアとも比較してみてくださいね^^